たね

オフショルだ。

暑い。

オフショルダーの彼女達が街にはびこる季節になった。

 

最近届いたLINEニュース。今田耕司さんが深夜デート。

画像の彼女もオフショルだ。

 

 

「まただ。オフショルダー。」

 

 

私はオフショルダーが苦手だ。

着るのも苦手けど見るのが苦手。

 

オフショルの人に出くわした時の感じはあれに似ている。

 

 

 

 

 

ジェラートピケに行った時いつも感じる。

 

あの店の女子達はなぜ平然と部屋着姿で働いているのだろうか。

よそ行きの布に身を包んでいる人たちに囲まれながら、なぜあんなに笑顔を振りまけるのだろうか。

 

部屋着は本来他人に見せるものではないし、見られたくないはずのものだ。

しかしジェラートピケのルームウェアとなると全く意味が変わってくる。

そのへんのスウェットや訳のわからないバンドTとは違うのだ。

 

柔らかな女子を包み込むパステルカラーのふわふわ・チュール・コットン

あからさま露出じゃないけど隠しすぎてもいない絶妙なデザイン

 

あの部屋着は、紛れもなく誰かに見せるための部屋着である。

 

あの姿は大事な人にこそ見せるべき姿であり、

選ばれし者だけが見ることのできる姿であると私は思う。

 

 

なのに彼女達といったらなんだ。

もっと隠してくれよ。

大事な人のためだけにとっといてよ。

 

 

見たらいけないものを見てしまって、勝手にこっちが恥ずかしくなるような

まだそんな仲じゃないと言っているのに、急激に距離を詰められたような

そんな気分が私を困惑させる。

 

 

私が思う大事な姿を簡単に他人に見せてしまう彼女達が怖い。

 

 

可愛い私を

美しい私を

惜しむことなく誰にでも見せられる強さ。

 

 

強い布で隠さなくとも

彼女達は彼女達の可愛さや美しさが揺るがないことを知っているのだ。

 

 

オフショルダーも一緒だ。

だから私は苦手なのだ。 

 

 

 

書いているうちに最初の思いつきからどんどん違う方向に進んでしまっていた。

 

 

 

 

ちなみに私がオフショルに感じるのはおふ□だ。